2023年11月 <トイレ改築工事 その18 トイレ回りの外構工事>
今回はトイレ回りの外構工事です。
トイレの規模は小さいですが、重要な設備として浸透側溝(形状がU字形をしているものです)というものを設置しました。
雨が降った時にトイレ周辺の雨水を浸透側溝で受けて水を土の中に浸透させ、公園の外に
雨水を流させないように配慮した設備です。
普通の側溝だと水がそのまま排水として場外に流出してしまいますが、少しでもその量を
減らすために設けており、公共施設ではほぼ設置が義務付けられています。
水が浸透するために、側溝の側面が荒いコンクリート製になっており、コンクリートの隙間
から水が外に出るようなしくみになっています。水が徐々に浸透していくために、側溝の外側に小石を入れて、透水シートというもので小石と側溝をくるんで仕上げます。
これで側溝の側面から出た水が小石とシートの間から少しずつ土の中に浸透していくことに
なります。
設置箇所が狭く建設用の掘削機械も入らないので、全て職人さんが人力で作業をしてくれ
ました。埋めてしまうと分からない設備ですが、地球温暖化を防ぐ効果もあります。
次回はいよいよ工事完了をアップします。
施工中
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